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水牛珈琲/北千住ロケットロースターズ

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[焙煎] 超小型焙煎機調整

★プロセスの翻訳と、炎のつくりかた

[焙煎] 超小型焙煎機調整_d0020652_612623.jpg


というわけで、3月に導入する予定で予約していたCOFFEE DISCOVERY が、2ヶ月早く届いた。
一斉に、一月末に配送があったらしいよ。到着したのは今週の月曜2/1日。
その日は、規格の打ち合わせで一日中出かけていたので、帰宅後に組み立て。
組み立ては、非常に簡単でした。
試運転にドロサングルを2バッチ焙煎してみて検証。
その後、機械の特徴をつかみながら、手廻しでのプロセスを再現するためのテスト。
作業としては、2/1~2/2に集中して数バッチ行いました。

1) 予熱180度→中点80度 マンデリンドロサングル ガス圧1/5 豆なり 深煎
2)中点80度 イルガチャフィ08クロップ ウォッシュド オーガニック 水分抜き12分 通常プロセス 浅煎
3)中点75度 ブラジル スイートイエロー ダテーラ 水分抜き9分 通常プロセス 浅煎
4)中点80度 マンデリンドロサングル 水洗い後 最大火力で最短焙煎 極深煎
5)中点80度 ネパール 水洗い後 最大火力で最短焙煎 深煎
6)中点80度 グァテマラ クプラ08クロップ 水分抜き10分 通常プロセス 中深
7)中点80度 グァテマラ ラス・デリシャス08クロップ 水分抜き10分 通常プロセス 中深
8)中点90度 マラウィ フォカ 09 水分抜き13分 通常プロセス 浅煎  
9)中点80度 ルワンダ カレンゲラ 水分抜き10分 通常プロセス 中煎

▼ファインディング
・最弱の弱火が相当使い易い→水分抜きの安定
・最強の強火が、イメージしている炎より相当弱い(ロケット系の超短時間焙煎は困難)
・350g生豆まで十分に焙煎できる
 (400g生豆は未テスト)

など。

▼ハード面での解決、
・バーナー位置の調整と実証(週末作業)

▼操作課題
・ダンパー調整の、「自分流」の発見

ふう。
基本的には、フレーバーづくりが相当容易。良い珈琲が仕上がっています!
何も考えなくても、それなりの珈琲が仕上がるという点では「半熱風」の凄さを実感。
とはいえ、工夫次第で、もっとすごい珈琲ができる予感があります。

最大火力があんまりなので、ポイントは、弱火の使い方。
1.5じゃ強い。ゼロ付近から1までの勝負です。ホント。
そこから、ガス開放までの火力をダイナミックに使いこなすこと。
直火で、昨年末に低温焙煎プロセスを実証していたのが、本当に、役立ちます。

もう少し週末に勉強しま~す。
by sqnw040 | 2010-02-04 06:00 | ▼珈琲
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